こんにちは!チャンです。
お久しぶりですが、みなさんお元気ですか。
ベトナムはちょうどお正月を過ごしたばかりです。お正月は家族団らんのチャンスなので、大変ですが楽しかったです。お正月明けの今回の記事では、お正月によく目につくベトナムの伝統的なアオザイについてですよ。お楽しみにしてくださいね。
世界の各国は独自の伝統的な衣服があり、その衣服を見るだけでどの国から来たか分かるようになります。日本人は着物、韓国人は韓服、中国人はチャイナドレスがあるのに対して、ベトナム人はアオザイに誇りを持っています。
アオザイはベトナム語で「Ao dai」と書きます。「Ao」は上着で、「Dai」は長いという意味です。つまり、アオザイは「長い上着」という意味になります。時間が経つにつれて、アオザイのデザインは多く変化してきています。もともとのデザインはおばあさん、おかあさんたちに人気がありますが、若者にとってはあまり人気じゃありません。その代わりに、いろいろな現代的なデザインが出てきます。近年、現代的なアオザイを着るのはトレンドになっているようです。
ベトナム人はいつアオザイを着ているでしょうね。日本人の着物は結婚式、卒業式のようなイベントに着用されているそうですが、ベトナム人のアオザイが着られる頻度が意外と多いです。結婚式、卒業式、お正月などの大切なイベントはもちろん、日常生活でもよく見れれていますよ。学校や銀行や空港などの制服とされたり、街を歩く時の服とされたりします。場合によって、アオザイのデザインと色が違います。例えば、結婚式に着るアオザイはほとんど赤で、学校の制服は白です。卒業シーズン(7月~9月)になると、ハノイの文廟に足を運んでみて、アオザイを着ていて卒業記念写真を撮っている女子が見えます。いい天気の日、ハノイの旧市街を回ると、結婚記念写真をとるためにアオザイを着ている花嫁も少なくありません。私は現代スタイルのアオザイがとても好きなので、お出かけする時だけじゃなく、職場でも時々着ています。
実は、昔男性用のアオザイもありますが、今現代的な時代でベトナム人の男性はいつもスーツを着ていて、女性用のアオザイが着られる頻度が多いので、アオザイは女性用の衣服という印象が強いですね。
ベトナム人は誰もアオザイを持っているとは言えません。伝統的なアオザイを着るチャンスも少ないし、値段も高いしほとんどレンタルのアオザイを着ています。現代的なアオザイは手軽価格で簡単に着られるので、買う人が多いです。伝統的なアオザイは着物、現代的なアオザイは浴衣みたいと言えますね。
社会が発展しているこの時代、文化の交流が深くなってきて女性のアオザイは変化していきます。しかし、歴史の浮き沈みを経ったアオザイは伝統文化を象徴するものの一つになっています。ベトナムに来たら、ぜひ着てみてください。新しい自分を見つけるかもしれませんよ。それだけでなく、お土産としてもいいじゃないでしょうか。
写真協力:Tu Nha May
https://www.facebook.com/TuNhaMay/
(若者向けのアオザイショップ)