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Claude code x Cursor連携で開発効率10倍UP!初心者向け完全ガイド

Claude code x Cursor連携で開発効率10倍UP!初心者向け完全ガイド
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こんにちは、スクーティー代表のかけやと申します。

弊社は生成AIを強みとするベトナムオフショア開発・ラボ型開発や、生成AIコンサルティングなどのサービスを提供しており、最近はありがたいことに生成AIと連携したシステム開発のご依頼を数多く頂いています。

AI開発ツールに興味があるけれど、どこから始めればいいかわからない。そんな悩みを抱えていませんか?プログラミング初心者でも、最新のAI技術を活用した開発環境を構築できる時代がやってきました。

Anthropicの Claude code とVS CodeベースのエディタCursorを連携させることで、従来の開発スタイルを大きく変える体験が可能になります。この組み合わせにより、コード理解から自動修正、タスク管理まで、AIが包括的にサポートしてくれる環境を手に入れることができます。

この記事では、Claude code とCursorの連携方法から実践的な活用法まで、初心者でも迷わず実行できるよう段階的に解説していきます。

目次

Claude codeとCursorの基本概念

Claude codeとは何か?初心者でもわかる基本説明

この概要スライドが示すように、Claude codeはAnthropic社のAIコーディングエージェントで対話と分析に強みを持ち、CursorはVS Codeベースの AI統合エディタとしてAIチャットや自動補完など強力な支援機能を提供します。両者が連携することで、従来にない「爆速・爆便利」な開発体験を実現できます。

この概要スライドが示すように、Claude codeはAnthropic社のAIコーディングエージェントで対話と分析に強みを持ち、CursorはVS Codeベースの AI統合エディタとしてAIチャットや自動補完など強力な支援機能を提供します。両者が連携することで、従来にない「爆速・爆便利」な開発体験を実現できます。

Claude codeは、Anthropic社が開発したAIコーディングエージェントです。従来のコーディング支援ツールとは異なり、単なるコード補完を超えた包括的な開発アシスタントとして機能します。

最大の特徴は、開発者との対話を通じてプロジェクト全体を理解し、自動的にタスクを管理・実行できる点にあります。例えば、「このWebアプリに地図機能を追加して」という曖昧な指示でも、必要なファイルを特定し、適切なライブラリを選択し、実装まで自動で行うことができます。

Claude codeはCLIツールとして提供され、ターミナルから起動して使用します。開発者はチャット形式でClaude codeと対話し、コードの生成・修正・解説を依頼できます。特に注目すべきは、変更内容を視覚的に確認できるDiffビュー機能や、プロジェクトの進捗を自動管理するチェックリスト機能です。

Claude codeの基本的な情報はこちらの記事にまとめていますので、先にClaude codeについて知りたい方はぜひご覧ください!

関連記事:Claude Code 完全ガイド:ターミナルで動くAIコーディングエージェント

Claude codeを実践的に使いこなす方法を知りたい方はこちらの記事をご覧ください!

関連記事:Claude Code 完全攻略:Anthropicが実践する効率化テクニック大公開

Cursorエディタの特徴と従来エディタとの違い

CursorはVisual Studio Codeをベースに開発された、AI機能を統合したコードエディタです。VS Codeの使い慣れた操作感を保ちながら、AI支援機能を大幅に強化した次世代のエディタといえます。

従来のエディタとの最大の違いは、AIがエディタの中核機能として組み込まれている点です。GitHub CopilotのようなプラグインベースのAI支援とは異なり、Cursorでは編集・検索・デバッグなどあらゆる操作にAIが深く統合されています。

機能Cursor+Claude codeGitHub Copilot従来エディタ
AIによる自動修正
Diff/承認機能×
ToDo自動管理××
大規模文脈理解

この表から分かるように、Claude code連携は従来のAI支援を大きく上回る機能を提供します。特にDiff/承認機能とToDo自動管理は、他のツールでは実現できない独自の強みとなっています。

Claude codeとCursor連携の準備

必要な前提条件とアカウント設定

Claude codeとCursorの連携を開始するには、以下の前提条件を満たす必要があります:

Anthropicアカウント:公式サイトでアカウント作成

利用プラン:月額20ドルのProプランまたは100ドルのMaxプラン

Node.js:バージョン14以上

Cursor最新版

Claude codeとCursorの連携を開始するには、以下の前提条件を満たす必要があります:

  • Anthropicアカウント公式サイトでアカウント作成
  • 利用プラン:月額20ドルのProプランまたは100ドルのMaxプラン
  • Node.js:バージョン14以上
  • Cursor最新版

初心者にはサブスクリプションプランがおすすめです。定額制のため予期しない高額請求を避けることができ、5時間あたり45メッセージという制限はありますが、学習目的や個人開発には十分な容量です。

Cursorエディタのインストールと初期設定

Cursor公式サイトから自分のOSに対応するインストーラーをダウンロードし、通常のアプリケーションと同様にインストールしてください。

インストール完了後の初期設定:

  1. VS Code設定のインポート:既存のVS Code環境がある場合、設定を自動インポート
  2. AI機能の有効化:設定画面でAI機能を有効にする
  3. ターミナル設定:「View > Terminal」から統合ターミナルの設定確認
  4. フォント・テーマ設定:「Fira Code」フォントと「Dark+」テーマを推奨

Claude codeのインストールと基本設定

NPMを使用したClaude codeのインストール手順

#image_title

この全体フロー図が示すように、Claude codeとCursorの連携はいくつかステップで構成されています。1つ目のCLIインストールから始まり、最終的にはDiff確認による変更承認・却下まで、体系的なワークフローが確立されています。

まずはお使いのPCにClaude Codeをインストールします。ターミナルまたはコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行してください:

npm install -g @anthropic-ai/claude-code

インストールが正常に完了したかを確認するため、以下のコマンドを実行してください:

claude --version

バージョン情報が表示されれば、インストールは成功です。

初回認証とサブスクリプション設定

Claude codeの初回起動時には、Anthropicアカウントとの認証が必要です。プロジェクトディレクトリで以下のコマンドを実行してください:

claude

初回実行時の設定フロー:

  1. テーマ選択:ダークモードまたはライトモードを選択
  2. 課金プラン選択:「Monthly subscription」(推奨)または「API usage billing」
  3. プラン選択:Proプラン(20ドル/月)またはMaxプラン(100ドル/月)
  4. ブラウザ認証:自動的に開くブラウザでAnthropicアカウントにログイン

コマンドライン基本操作

Claude codeの重要なコマンド:

コマンド機能使用例
/ideIDE連携の確認「cursor」と表示されれば連携成功
/modelAIモデル切り替えSonnet 4(高速)⇔Opus 4(高品質)
/clear会話履歴クリア新しいセッション開始
/freeコンテキスト解放メモリ使用量削減

CursorとClaude codeの連携設定

Cursorでのターミナル起動とClaude code接続

Cursorで開発プロジェクトを開き、統合ターミナルを起動します。

統合ターミナルの起動方法:

  • メニューから:「View」→「Terminal」
  • キーボードショートカット:Ctrl+J(Windows/Linux)、Cmd+J(macOS)

ターミナルで以下のコマンドを実行:

claude

IDE連携の確認

/ide

正常に連携されている場合、「cursor」と表示されます。連携が成功すると、CursorのサイドバーにユニコーンアイコンまたはClaude Codeパネルが表示されます。

拡張機能のトラブルシューティング

Claude codeの拡張機能が自動的にインストールされない場合の対処法:

  1. Cursorのサイドバーで「Extensions」をクリック
  2. 「Claude Code」を検索
  3. 見つからない場合は、コマンドパレット(Ctrl+Shift+P)で「Extensions: Install from VSIX」を実行
  4. Claude codeが生成した.vsixファイルを選択

Claude code連携の実践的使用方法

ファイル選択とコンテキスト認識機能

Claude codeとCursorの連携における最も強力な機能が、インテリジェントなコンテキスト認識です。

基本的なファイル認識:
Cursorでファイルを開いた状態でClaude codeパネルを確認すると、現在編集中のファイル名とその内容がClaude codeに自動的に認識されます。例えば、「page.tsx」ファイルを編集している場合、Claude codeパネルに「page.tsx is loaded」と表示されます。

選択範囲の認識:
コードの特定部分を選択すると、その選択範囲がClaude codeに即座に認識されます。3行のコードを選択すると、Claude codeパネルに「3 lines selected」と表示され、選択した部分に特化した質問や修正依頼が可能になります。

対話型コード編集とDiffビュー機能

Claude codeパネルでの対話型編集の基本的な流れ:

  1. 修正したいコードを選択またはファイルを開く
  2. Claude codeパネルで自然言語で指示を入力
  3. Claude codeが変更案を提示
  4. Diffビューで変更内容を確認
  5. 承認または却下を選択

Diffビューの見方:

  • 赤色部分:削除される既存のコード
  • 緑色部分:新しく追加されるコード
  • 変更なし部分:そのまま保持されるコード

各変更ブロックには個別に承認・却下ボタンが表示され、部分的な採用も可能です。これにより、AIの提案を完全に受け入れるのではなく、必要な部分だけを選択して適用できます。

各変更ブロックには個別に承認・却下ボタンが表示され、部分的な採用も可能です。これにより、AIの提案を完全に受け入れるのではなく、必要な部分だけを選択して適用できます。

自動タスク管理とチェックリスト機能

Claude codeの特筆すべき機能が自動タスク管理システムです。複雑な開発タスクを自動的に分解し、段階的に実行しながら進捗を管理します。

大きなタスクを依頼すると、Claude codeは以下のようなチェックリストを自動生成します:

例:「ECサイトの商品一覧ページを作成して」という依頼の場合

  • ✓ 商品データの型定義を作成
  • ✓ 商品表示コンポーネントの実装
  • □ フィルタリング機能の追加
  • □ ページネーション機能の実装
  • □ レスポンシブデザインの適用

Claude codeは各タスクを実行する際に、自動的にチェックリストを更新します。開発者は進捗状況をリアルタイムで把握でき、どの段階で問題が発生したかも即座に確認できます。

効率的な開発ワークフローの構築

複数ターミナルを活用した並行開発

Claude codeとCursorの連携において、複数ターミナルの並行利用は大幅な効率向上をもたらします。

Claude codeとCursorの連携において、複数ターミナルの並行利用は大幅な効率向上をもたらします。

効果的なタスク分散例:

  • ターミナル1:フロントエンド開発(UIコンポーネント作成)
  • ターミナル2:バックエンド開発(API実装)
  • ターミナル3:データベース設計・マイグレーション
  • ターミナル4:テストコード作成・実行

この構成により、例えば「API設計を考えている間にフロントエンドのモックアップを作成する」といった効率的な開発が可能になります。従来の逐次開発と比較して開発時間を50%以上短縮できる場合があります。

CursorのAI機能とClaude codeの使い分け

効率的な開発のためには、適切な使い分けが重要です:

CursorのAI機能が適している場面:

  • リアルタイムコード補完
  • 簡単な質問・説明
  • 小規模な修正
  • インライン提案

Claude codeが適している場面:

  • 大規模なコード生成
  • 複雑なリファクタリング
  • プロジェクト全体の分析
  • 詳細な技術解説

料金プランと使用上の注意点

サブスクリプションとAPI課金の比較検討

プラン名月額料金メッセージ制限適用対象
Proプラン20ドル5時間あたり45メッセージ個人開発者・学習者
Maxプラン100ドルより多くのメッセージプロフェッショナル・チーム
API課金従量制無制限不定期利用

サブスクリプションプランのメリット:

  • 予算の予測可能性:月額固定のため、予期しない高額請求がない
  • 心理的な安心感:実験的な使用や学習目的での利用に適している
  • 計画的な開発:制限内での効率的な使用を促進
  • コスト効率性:定期的に使用する場合は、API課金より割安

効率的な利用方法

Proプランの5時間あたり45メッセージ制限を最大限活用する戦略:

  1. 包括的な指示:小分けにせず、一度に複数の要求をまとめる
  2. コンテキストの活用:ファイル選択機能を使い、説明を省略
  3. 段階的承認の活用:「Again this session」オプションで連続承認
  4. 計画的な使用:大きなタスクは使用制限リセット直後に実行

実践的な活用事例

初心者向けプロジェクト例:天気アプリ開発

Claude codeとCursorの連携を学ぶ最初のプロジェクトとして、天気アプリの開発が最適です。

プロジェクトの全体像:
都市名を入力すると現在の天気情報と予報を表示するシンプルなWebアプリを作成します。このプロジェクトでは以下の技術を学習できます:

  • Next.jsを使用したReactアプリケーション
  • 外部API(地理情報・天気情報)の連携
  • レスポンシブデザインの実装
  • アニメーション効果の追加

ステップ1:プロジェクト開始
Cursorで新しいフォルダを作成し、統合ターミナルでClaude codeを起動:

claude

Claude codeパネルで以下の指示を出します:
「Tokyo、Berlin、Dubaiなどの都市名で検索できるシンプルな天気アプリをNext.jsで作成してください。地理情報APIで座標を取得し、天気APIで情報を表示する構成でお願いします。」

ステップ2:自動タスク分解の確認
Claude codeは自動的に以下のようなチェックリストを生成します:

  • ✓ Next.jsプロジェクトの初期化
  • ✓ 地理情報取得APIの実装
  • ✓ 天気情報取得APIの実装
  • □ UIコンポーネントの作成
  • □ 検索機能の実装
  • □ レスポンシブデザインの適用
  • □ アニメーション効果の追加

各タスクの実装過程で、Claude codeは詳細な説明を提供します。初心者はこの説明を通じて、APIの非同期処理の仕組み、Reactコンポーネントの設計パターン、エラーハンドリングの重要性、CSS Stylingの現代的な手法を学習できます。

中級者向け:ECサイト機能の実装

より複雑なプロジェクトとして、ECサイトの商品管理機能の実装があります。

プロジェクトの構成要素:

  • 商品一覧表示・詳細表示
  • ショッピングカート機能
  • ユーザー認証システム
  • 管理者向け商品登録・編集機能
  • 決済システムの基礎実装

このプロジェクトにより、複雑なstate管理、データベース設計とリレーション、APIの設計パターン、認証・認可の実装、テスト駆動開発の実践など、実際の商用アプリケーションレベルの開発経験を積むことができます。

トラブルシューティングとベストプラクティス

よくある問題と解決法

問題1:Claude codeコマンドが認識されない
症状:「claude」コマンドを実行しても「command not found」エラー

解決方法:

# グローバルインストールパスの確認
npm config get prefix

# 環境変数PATHの確認
echo $PATH

# 手動でPATHを追加
export PATH=$PATH:/usr/local/bin

問題2:認証プロセスの失敗
症状:ブラウザでの認証が完了してもターミナルで認証エラー

解決方法:

claude logout
claude

問題3:AIの応答が遅い・止まる
原因と対処法:

  • ネットワーク問題:接続状況の確認、Wi-Fi再接続
  • サーバー負荷:時間を置いて再試行
  • メッセージ制限:使用量の確認、制限リセット待ち
  • コンテキスト過多:「/free」コマンドでコンテキスト解放

今後の展望と学習リソース

継続学習のためのリソース

Claude codeとCursorの連携技術を継続的に学習し、最新の動向を把握するためのリソースを紹介します。

公式リソース:

推奨学習パス:

  • 初級:基本的な連携設定と簡単なプロジェクト実践
  • 中級:複雑なアプリケーション開発と並行作業
  • 上級:大規模リファクタリングとチーム開発への適用

Claude codeとCursorの連携を起点として、これらの新しい技術を積極的に取り入れることで、常に最先端の開発環境を維持できます。継続的な学習と実践により、AI駆動開発の専門家として成長し、次世代のソフトウェア開発をリードしていきましょう。

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