FLUX.1.1の使い方を徹底解説!無料で始めるAI画像生成

FLUX.1.1の使い方を徹底解説!無料で始めるAI画像生成
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こんにちは、スクーティー代表のかけやと申します。

弊社は生成AIを強みとするベトナムオフショア開発・ラボ型開発や、生成AIコンサルティングなどのサービスを提供しており、最近はありがたいことに生成AIと連携したシステム開発のご依頼を数多く頂いています。

画像生成AIのオープンソースプロジェクトであるFLUX.1の次期バージョン、FLUX1.1がリリースされました。「FLUX.1.1」の使い方を知りたいけれど、どこから始めればいいのか迷っていませんか?最近話題のこのツール、専門的で難しそうに見えるかもしれませんが、実は簡単に始められるんです。

この記事では、FLUX.1.1の基本的な使い方から、無料で始める方法、さらには知っておくと便利な応用テクニックまで、画像付きでわかりやすく解説します。FLUX.1.1をマスターして、あなただけの素晴らしいAI画像を作り出しましょう!

目次

FLUX.1.1の概要と特徴

FLUX.1.1の概要と特徴
多言語対応しており、日本語でも利用できます

FLUX.1.1とは何か?

FLUX.1.1は、テキストから画像を生成するAIツールです。簡単な操作で、高画質でアーティスティックな画像を生成できます。専門的な知識がなくても、直感的に使えるのが魅力です。

FLUX.1.1を使えば、プロフェッショナルなデザインスキルがなくても、まるでアーティストが描いたかのような画像を手軽に作成することができます。これにより、クリエイティブなプロジェクトやプレゼンテーションにおいて、視覚的なインパクトを与えることが可能です。

FLUX.1.1は、ユーザーが求める多様なビジュアルスタイルに対応しており、写真風、イラスト風、アニメ風など、さまざまな表現が可能です。これにより、ユーザーは自分のプロジェクトに最適なスタイルを選択し、目的に応じた画像を生成することができます。

また、FLUX.1.1は、生成された画像のクオリティを高めるための高度なアルゴリズムを搭載しており、ユーザーが入力したプロンプトテキストに基づいて、より具体的で詳細な画像を生成することが可能です。これにより、ユーザーは自分のイメージをより正確に表現することができ、プロジェクトの質を向上させることができます。

ちなみに、画像生成AIについてはこれらの記事で色々検証していますので、ぜひ御覧ください!

関連記事:Midjourneyキラー!?話題の画像生成AI「FLUX.1」を試す

関連記事:最新の画像生成AI対決!Midjourney vs ideogram 2.0 vs FLUX.1

FLUX.1.1の特徴

FLUX 1.1 Proは、BlackForestLabsが開発したテキストから画像を生成するAIモデルです。従来のFlux.1 Proと比較して、生成速度が6倍向上し、画質、プロンプトの忠実度、出力の多様性も改善されています。画質と推論速度のバランスに優れたモデルと言えます。

性能評価:

Artificial Analysis画像生成AIランキング ( https://artificialanalysis.ai/text-to-image ) で、総合Eloスコア1位を獲得 (開発コードネーム 'blueberry'としてテスト)。
金額は若干高めで、まあまあの生成時間で、品質がとてもいい、という評価

ちなみにこちらのリーダーボードだと、先日突如現れたRecraftに抜かれ、FLUX 1.1は2位です。

ちなみにこちらのリーダーボードだと、先日突如現れたRecraftに抜かれ、FLUX 1.1は2位です。

主な特徴:

  • 速度と効率性: 従来のFlux.1 Proと比較して生成速度が6倍、現在利用可能なアップデート版Flux.1 Proと比較しても3倍高速。
  • 画質: 従来のモデルよりも高画質。
  • プロンプト忠実度: 複雑なプロンプトや具体的な指示に対しても、より正確に画像を生成可能。
  • 出力多様性: 多様な画像を生成可能。

その他:

  • クリエイティブ業界(広告、デザイン、デジタルコンテンツ制作)でのプロフェッショナルユースにも適している。
  • 高解像度画像生成(最大2K)にも対応予定(API経由)。
  • APIを通じて、モデル選択、画像解像度、コンテンツモデレーションなどのカスタマイズが可能。
  • 競合他社と比較して、高品質な画像を低コストで提供。
    • API価格 (FLUX.1モデルスイート):
      • FLUX.1 [dev]: 2.5 セント/画像
      • FLUX.1 [pro]: 5 セント/画像
      • FLUX1.1 [pro]: 4 セント/画像
  • together.ai、 Replicate、 fal.ai、 Freepik などのプラットフォームでも利用可能。
    • これらのサービスの「Playground」を利用すれば、無料でFLUX 1.1のモデルを使用できます。

FLUX.1.1の基本的な使い方

アカウント作成の手順

FLUX.1.1を利用するには、まずアカウントを作成する必要があります。以下の手順で簡単に始められます。

  1. FLUX.1 AIのウェブサイトにアクセスし、画面の指示に従ってアカウントを作成します。アカウント作成は非常にシンプルで、必要な情報を入力するだけで完了します。
  2. メールアドレスの確認やパスワードの設定など、基本的な手順を踏むことで、すぐにFLUX.1.1の利用を開始できます。アカウントを作成する際には、セキュリティの観点から強力なパスワードを設定することをお勧めします。また、登録後には確認メールが送信されることがあるので、メールボックスをチェックして、必要な手続きを完了させてください。
  3. アカウント作成が完了すると、FLUX.1.1の全機能を利用する準備が整います。これにより、あなたのクリエイティブなプロジェクトをすぐに始めることができます。アカウント作成のプロセスは、ユーザーにとってストレスフリーであることを目指しており、迅速に完了することができます。

画像生成のステップ

アカウントを作成したら、早速画像生成を試してみましょう。FLUX.1.1のウェブサイトにログインし、画面上部のメニューから「Flux 1.1」を選択します。

アカウントを作成したら、早速画像生成を試してみましょう。FLUX.1.1のウェブサイトにログインし、画面上部のメニューから「Flux 1.1」を選択します。

すると、画像を生成するための画面が開きます。使い方は簡単で、以下のとおりです。

プロンプトを入力。作成したい画像の説明を入力します。

縦横比を選択。

Runボタンをクリックして画像生成実行。10秒程度待ちます。

画像が表示されます。

拡大表示したい場合や、画像をダウンロードしたい場合はこちらのリンクかボタンを押します。
  1. プロンプトを入力。作成したい画像の説明を入力します。
  2. 縦横比を選択。
  3. Runボタンをクリックして画像生成実行。10秒程度待ちます。
  4. 画像が表示されます。
  5. 拡大表示したい場合や、画像をダウンロードしたい場合はこちらのリンクかボタンを押します。

FLUXのその他のサービス

FLUX 1.1特有の機能ではありませんが、FLUXが提供する無料のサービスがいくつかあったので試してみました。ヘッダーメニューの一番右から選択できます。

FLUX 1.1特有の機能ではありませんが、FLUXが提供する無料のサービスがいくつかあったので試してみました。ヘッダーメニューの一番右から選択できます。

プロンプトジェネレータ

画像生成のプロンプトをどのように作ったらいいかわからない、という方はこれを使ってみると良いと思います。適当に入力したプロンプトを、AIにわかりやすく最適化してくれます。

画像生成のプロンプトをどのように作ったらいいかわからない、という方はこれを使ってみると良いと思います。適当に入力したプロンプトを、AIにわかりやすく最適化してくれます。

上の段に自分のプロンプトを入力してボタンを押すと、下の段に最適化されたプロンプトが出力されます。
最適化前のプロンプトで生成した画像が左で、最適化後が右の画像です。

最適化前のプロンプトで生成した画像
最適化前のプロンプトで生成した画像
最適化後が右の画像
最適化後のプロンプトで生成した画像

良くなったのかどうかよくわかりませんが汗、光の当たり具合がより写真っぽくなっていると思います。

画像からプロンプトを生成

画像をアップロードして、その画像を生成するためのプロンプトを出力してくれる機能です。ある画像の類似画像をAIで生成したい場合に便利です。

画像をアップロードして、その画像を生成するためのプロンプトを出力してくれる機能です。ある画像の類似画像をAIで生成したい場合に便利です。

上記の例で生成されたそのままのプロンプトで画像を生成してみました。

上記の例で生成されたそのままのプロンプトで画像を生成してみました。

おお!再現性高い!

画像のキャプション自動生成

アップロードした画像にキャプションを付けるというもの。何に使うんでしょうか・・・?とりあえずフリー素材で試してみました。キャプションが出力されました。やっていることはプロンプト生成と変わらないような?

アップロードした画像にキャプションを付けるというもの。何に使うんでしょうか・・・?とりあえずフリー素材で試してみました。キャプションが出力されました。やっていることはプロンプト生成と変わらないような?

他にも色々無料サービスやツールが提供されているので、ぜひ試してみてください!

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